はじめてのM&A

M&A入門

M&Aにより、会社や事業を売却できた場合、多くのメリットがあります。

第1に、会社が存続します。当たり前ですが、たとえば、後継者難などのため、会社の廃業を余儀なくされる可能性があるような状況の場合、M&Aにより、譲渡先で会社が存続することは、大きなメリットです。

会社が存続することで、従業員の雇用が継続されます。M&A後にリストラという事例もありますが、実際は、多くのケースでは、従業員の雇用はそのまま継続されます。

従業員の雇用継続については、M&Aの交渉中に相手側と議論することができます。多くの場合、リストラによるマイナス面のほうが大きく、日本的な雇用慣行を理解している経営者が多いため、雇用が継続されるのです。

また、得意先や仕入先との関係も、多くは維持されます。企業グループの傘下に入ることにより、得意先や仕入先のほうから、取引の見直しをせまられるケースもありますので、慎重な対応が必要となりますが、一般的には、得意先や仕入先との関係自体が、M&Aでの買い手側のメリットであるため、存続するのです。

そのため、これまでともに関係を維持発展させてきた相手に迷惑をかけなくてすみます。

第2に、創業者利得を手にすることができます。

創業者利得というと、株式公開がイメージされますが、M&Aによって、株式を現金化することができ、創業者利得を手にすることができます。

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